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Samba4ではsamba4winsの設定が統合されているという話をみて、試してみました。
結論としては、確かに機能が統合されていることを確認しました。以下手順などを。
WINS機能の有効化自体は、従来からの
wins support = yes
で行います。単独のWINSサーバとして機能させるだけであれば、従来同様これだけで機能します。
WINS複製パートナーの設定を行います。まずは以下のような内容のファイル(仮にwinspartner.txt)を用意します。
dn: CN=W2K8SRV1,CN=PARTNERS objectClass: wreplPartner address: 192.168.135.111
IPアドレスとCN=W2K8SRV1となっているサーバ名は、適切な値にしてください。
ついで次のようにして設定を行います。
# cat winspartner.txt | ldbadd -H /usr/local/samba/private/wins_config.ldb -a Added 1 records successfully
なお、今後設定を変更したい場合は、
# ldbedit -H /usr/local/samba/private/wins_config.ldb -a
のようにすることで変更が可能です。複製パートナーとなるサーバがSamba4の場合は同様の設定を行ってください。
複製パートナーとなるサーバがWindowsサーバの場合は、先にSamba4サーバを起動したうえで、通常通りの設定を行います。
実際にプッシュ、プルを行ったうえで、複製されていることを確認してみてください。ファイアウォールなどで遮断されていなければ、複製が成功しているはずです。
Samba4サーバ上では、次のようにすることでエントリを確認できます。
# /usr/local/samba/bin/ldbsearch -H /usr/local/samba/var/locks/wins.ldb # record 1 dn: name=WHEEZY64-1,type=0x03 isStatic: 0 name: WHEEZY64-1 nodeType: 2 objectClass: winsRecord recordState: 0 recordType: 3 registeredBy: 192.168.135.51 type: 0x03 versionID: 8 winsOwner: 192.168.135.51 expireTime: 20140116003846.0Z address: 192.168.135.51;winsOwner:192.168.135.51;expireTime:20140116003846.0Z; distinguishedName: name=WHEEZY64-1,type=0x03 ...