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会社の人から教えてもらったんですが、Wikipediaの記載では、
とあり、後者は誤用であるという記載がありますが、少なくとも自分がインターネットと関わるようになった 1994 年ごろの私の周囲では、後者の意味が本来の意味ということで定着してた記憶が……
うーん、ノートみても、前者が本来の意味という意見はないし、直すかなぁ。
先日からいろいろ試してたんですが、ようやく少し整理できました。
これは、先日記載したとおり、若干バグと思われる事象があり、最初混乱しましたが、本来の機能はマニュアルページのとおりで
inherit permissions パラメータは文字通り
inherit acls パラメータは以下のとおり
ただし、Samba 3.5.4 で検証した限り、inherit acls と inherit permissions の両方が yes の場合は、inherit permissions パラメータの設定が有効になる。
パーミッションには一切影響を及ぼさない。
なお、上位ディレクトリのデフォルトACLとして設定されたACLについては、これらのパラメータの設定に関わらず、常に引き継がれました。
一応、これら4つのパラメータをマトリクスで検証して確認しています。
古い Samba のドキュメントを見ていて、以下のような記載があったので、調べてみました。
LinuxのファイルシステムでのACLのエントリ数は有限 jfs 8191個 ext3 32個 xfs 24個 さらに、ugoの分が3つ減らされる
lenny の EXT3 のファイルシステムにて、以下のような安直スクリプトを使って確認したところ
#!/bin/sh i=1 while true do echo $i useradd acl${i} setfacl -m u:acl${i}:r-x acltest01 i=`expr $i + 1` done
ACLエントリは503まで作れました。
... 504 setfacl: acltest01: No space left on device
おそらく、これ以外にパーミッション+maskとデフォルトACL用のパーミッション+maskで合計8エントリ使うので、合わせて511ということかと推測。
改めて確認したところ、Linux カーネル 2.4 系列では、上限はカーネルヘッダで定義される EXT3_ACL_MAX_ENTRIES の値に依存し、デフォルトは 32 とのこと。
しかし、Maximum number of acls on directory on ext3: 28? (bs does not matter, 1024/2048/4096 tested) にて、議論があり、最終的には以下のように増やされたようです。2005 年 1 月の議論なので、どの Linux カーネルからの反映ですかね。
Ok, I increased this to some ridiculus high value and was able to add about 250 entries with block size 2048 and about 500 entries with block size 4096. Whenever I reach the block limit I get setfacl: /acltest/number: No space left on device
samba-jp MLへの投稿によると、Remove the number of acl entries limit のとおり、Linux カーネル 2.6.11 から制限がなくなったとのことです。
ribbon さま、ありがとうございました。
同様にして lenny で xfs で試してみると、確かに 21 エントリしか作れませんでした。うーん
ついでに、FreeBSD-8.0-RELEASE の UFS 上でも同じようなテストをしてみました。こちらは 28 エントリまでしか作れず。
29 setfacl: acl_set_file() failed for acltest06: Invalid argument
エラーから見ると、古い EXT3 と似たような実装してるんですかね。
Win32_Share Propertiesとか見ると、共有のタイプとして
とありますが、タイプがDeviceになるのがどういう共有かがちょっとピンとこず。
ようやくですが、サーバ構築の実例がわかる Samba[実践]入門というタイトルで出版されます。
なんだかんだで9ヵ月ほど掛っちゃいましたが、正味でいうと半年弱くらいですかね。
Sambaのすべてがかなりリファレンスちっくになっていて、初心者に読んでいただくのは難しい(もともと想定していないというのもありますが)こともあるので、今回は一応先頭から順に読んでいけば、それなりに理解できることを目指して、前文にも書きましたが、マニアックな設定や機能はカットしています。
それなりに実用的な内容にはなったのではないかと思いますので、ぜひご賞味くださいませ。
Samba開発者の一人であるJeremy AllisonさんがLinuxConの講演で来日されてたので、Sambaユーザ会有志で歓迎パーティを開きました。
写真奥の右から2人目がJeremyさんです(って言わなくてもわかりますかね)。
ちょうど、この日の朝に新しいSamba本が届いたところだったので、さっそく持ってって、一冊差し上げてきました。
写真撮影していただいた、nob さま、ありがとうございました。
ちなみに、Samba 4.0 は Windows Server 2008 互換を目指して開発中とのことです。現在のところ機能的には DC 部分以外ほとんど動作していないので、そのまま DC 専用としてリリースするつもりかを聞いたんですが、一応ちゃんと一式揃った形でリリースする方向で考えているとのことです。
出版社から「サーバ構築の実例がわかる Samba[実践]入門」が送られてきましたです。
長かった……
「はじめに」にも書きましたが、「Sambaのすべて」がとにかく大通りから重箱の隅まで、すべてを網羅する大辞典をコンセプトにしているなら、今回の本は、あくまで初心者レベルの方が先頭から順番に読んでいくことで、それなりの設定を行ったSambaサーバを構築できる読み物を意図して書いています。
といっても、設定ファイルのコピペだけで終わるのではなく、各パラメータ(群)の意味を理解して設定してほしいなと思って、この設定がなにを意味しているか、についてはそれなりにページ数を割いて説明してみたつもりです。
ぜひお手にとっていただければと思います。
Samba本にJeremyさんのサインをもらってきましたです。
で、左側のページをよくみると、2010年11月5日 初版 第1刷 発行とか書いてある。Amazonとかみると、10月2日となってるし、わたしの手元にはすでに届いてたりする。うーん、なぞ。
_ ribbon [EXT3_ACL_MAX_ENTITIESという定義そのものが2.6.11からなくなりました。]